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アースなあの人:パレスチナに自由を!四国八十八ケ寺1200km巡礼 泊潤安さん その6
2018/08/03(金)
「パレスチナの占領に苦しむ人々が救われるように、世界が平和になるように、四国八十八ケ寺、1200kmを巡礼します!」
という思いで巡礼していたアースキャラバンスタッフ、泊潤安(とまり・しゅんや)さんの現地レポートを抜粋して掲載しています。もう満行達成して終わってますけど、ひっこみがつかないので後出ししてます。一気にご覧になりたい方は、FBページからどうぞ。
FBページ:〝パレスチナに自由を!〟 八十八か寺 1200km巡礼
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60番札所横峯寺から、西日本最高峰の石鎚山(標高1982m)に登りたかったけど、雨で断念…後悔が残る。
山越えの時などは店が無いので、食料を備えておく必要がある。なるだけ体を害さないように、無化調・無白砂糖等、それで安い物が良いので、選択肢もそんなに無くて、僕は豆類(ピーナッツ等)とお餅が、安くて腹もちもいいかなと思っている。あと無添加の漬物が売ってあれば野菜も取れて良いのになーと思う。
雨の日は氣もそぞろ、大変なことも多く、あまり楽しめない。良さもあるんだろうけど、晴れの日はやはり楽しい。特に良い出会いがあるのが最高だ。
お遍路文化のある四国では、利他心のある人(まわりの幸せのために行動する人)に多く出会える。たくさんの豆が入った商品を、あげるからと言われた時は驚いた。気前の良いおばちゃんもいるのだ。それで自分は、得したな!と思い、後でどこかで損した時に、意味ないじゃん!とか思ってしまう、自分に損得勘定があるのが恥ずかしい…
92歳のお婆さんが1人でお接待をして長年続けている有名な善根宿・休憩所に行ってみた。さすがにその歳になると体はきつく自由ではないのだが、ホスピタリティーは健在で、すごい利他心だった。僕も何かお手伝いできることがないかと思いつつ、お話しをした。
穏やかなひとときが過ぎる。とても癒やされた時間だった。人の上に立たない人(下座の人)というのは、感謝が深い人なのではないかと思った。自分はまだまだだなと思いつつ、四国に来てお婆さんに会えただけでも、来たかいがあったなと思う。
途中に野菜ラーメン屋があった。野菜食べてないし、無添加とんこつスープに、玄米入り手作り麺、そして安い。無添加ラーメンも珍しいし、随所にこだわり優しくて本当においしかった…こういう店が増えれば本当に良いのになぁ。
明日から、香川県に入る。旅も終わりに近づいてきた。