バングラデシュ教育支援 ラカイン族里親プロジェクト
お知らせ
【2017.01.02】 | 2017年 バングラデシュ・里親プロジェクト活動レポート |
---|
バングラデシュ ラカイン族支援 里親プロジェクトとは
NPOアースキャラバンではバングラデシュのラカイン族への教育支援を行っています。
少数民族であり仏教徒のラカイン族は十分な権利も保障されていません。
支援の行き届かない地域では十分な資金がない中で、学校教育は、各村で細々と続けられています。また、バングラデシュでは塾のようなところに通わなければ中学校に受からないようになっている等、お金がないと十分な教育が受けられないのが現状です。
NPOアースキャラバンでは、教育を受けたいと願うすべての子供に教育の機会をつくり、地域への貢献を行いたいと願い、両親、あるいは片親のいない子どもに、里親となってご支援して頂ける方を募集しています。
子供たちが夢に挑戦できるよう、みなさまのご支援お待ちしております。
支援方法
【支援金】一口1,000円/月より(別途NPO会費:500円/月※)
※里親プロジェクトへ参加は、NPOアースキャラバン会員への登録が必要になります。
会員のご案内はこちら>>
NPOアースキャラバンを通して、世界各地の里親からラカイン族の孤児(片親の子どもも含みます)へ教育支援を行います。
ラカイン族について
ラカイン族が暮らす、バングラデシュ
コックスバザール
イスラム教国の中の少数派仏教徒
・ラカイン族
イスラム教を国教とするバングラデッシュにとって、これまで少数民族仏教徒は、迫害の対象でした。なぜなら、国家財政の三分の二を海外からの援助、特に同じイスラム教国である中東のアラブ諸国に頼っているバングラデッシュにとって、仏教徒は存在しないことになっているようなものだからです。バングラデシュの中で、仏教徒が占める割合は1%未満です。そのような人々が、イスラム教国の中で、権利を主張することは、容易なことではありません。多くの子供が教育の機会も奪われ、就職もなかなかできないというのが現状です。
国際支援が届かない地域
ラカイン族の住む地域は、ミャンマー国境に近い辺境の地であり、国際支援が十分に届きません。また例え援助の手が入ったとしても、ワールドビジョンなどのような大きな国際的援助団体は5年〜10年間等の援助期間を定めています。 このため期限が切れると、援助が途中で打ち切られ、村の学校は建物だけが残ります。また、先生の給料が払えず、学校は閉鎖となってしまうのです。
NPOアースキャラバンによる活動
里親からの手紙に喜ぶ子ども達
NPOアースキャラバンのバングラデシュにおける活動は、ラカイン族の子どもたちが、未来に希望を持って生きていけるようにしてあげたい、という想いから、閉鎖されていた学校を再開することから始まりました。(2008年より始まり、現在は4つの村を支援しています)